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「お釈迦様の生涯」 寺マップ.com

来月の4月8日はお釈迦様の誕生を祝う「灌仏会(かんぶつえ)・花祭り」です。

という事で、今回のお寺コラムは「お釈迦様の生涯」について簡単に紹介します!

【誕生】

お釈迦様は紀元前463年頃、釈迦族の王子として現在のネパールのルンビニで誕生しました。
実はこのお釈迦様の「釈迦」とは部族の名前で、お釈迦様の本名は「ゴータマ・シッダールタ」と言います。
そして現在お釈迦様の生まれた日は4月8日であると考えられ「潅仏会」としてお祝いをしています。

【修行・成道】

お釈迦様は王子として裕福な生活を送っていましたが、大きくなるにつれてしばしば城の外に出かけるようになります。
そんな或る日、お釈迦様は東西南北のそれぞれの門で、老人・病人・死者・出家者と出会い、彼らの苦を知り、その姿に感銘し出家を決意したと伝えられています。(これを「四門出遊」と言います)

人間の生きることの苦しみや人生の目的について悩んだ釈尊は、29歳で出家し、修行者としての生活を始めました。

6年間、苦行生活を続けますが、苦行によってでは解脱が得られないことを悟り、ネーランジャナー河で沐浴し、スジャータから粥の施しを受けます。
その後、ブッダガヤの山林の菩提樹の下で瞑想し、悟りをひらき仏陀(悟りを得た人)となりました。
このときお釈迦様は35歳でした。

【入滅】

お釈迦様は自らの覚りを人々に説いて伝道して廻りました。
そして80歳のときに釈迦はクシナガラで娑羅双樹の下で休み、そのままアナンダら数人の弟子たちに見守られながら入滅されました。



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