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「仏教の基本知識 その一」 龍鳳院

仏教の基本知識 その一

【縁起】:えんぎ

 縁起とは「因縁生起」(いんねんしょうき)の略語で、原因と縁の関わりによって全ては生起する存在だという意味です。

 この「縁起」はお釈迦さまが初めて悟りに至った時に「この縁起の法はとても理解するのが難しく一般の人々には解らないのではないか。」とおっしゃったほど突き詰めると、とても難解で雲をつかむような感じになってしまうので、ここではごく簡単に説明いたします。

 「幸」の種をまき、「福」の水をあげ、「幸福」の花を咲かせよう。
この世界には必ず「原因」に「条件」が重なり「結果」が生まれるという一連の流れがあります。例えば、植物が実を結ぶ為には雄蕊と雌蕊という「原因」があり、そこに受粉するための色々な「条件」があり、さらに受粉してからの気候や環境などの「条件」が重なり実がなるという「結果」生まれてくるのです。まったく人間でも動物でも同じですね。

 もし、今現在、あなたが「不幸」だとしたら、それは過去のあなたがまいた「不幸の種」のせいです。逆に「幸せ」ならば過去のあなたが「幸せの種」をまいたのですね。あなたが、今現在の不幸を幸せに変えたいのならば過去に帰って「不幸の種」と「幸せの種」交換すればいいのですが、残念ながら人間は過去に帰ることはできません。
 
 今ある自分はすべて過去からの原因と条件が重なりあって生まれてきたものです。それは必ず「自分でまいた種」「自業自得」なのですが、悪いことが起きたら人のせいにする方がたくさんいらっしゃいます。でも、それは間違いなんですね。なぜならば、そこにあなたが存在していた、というだけで、すでにあなたが「原因」を作っているのです。しかし、たとえ悪い種をまいたとしてもその後の育て方や環境が良ければ善い花が咲くかもしれません。

「因果応報」(いんがおうほう)悪いことをすれば必ず悪い結果がまっています。善いことをすれば必ず良い結果が待っています。もし、「幸福」というものを手に入れたいのであれば、「幸」の種を常にまいて、「福」の水をたくさんあげて「幸福」の花を咲かせましょう。
この縁起の法を少しでも理解できると、過去や未来が見えるようになりますよ。

龍鳳院
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