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「三毒」 龍鳳院

三毒(さんどく) 貪り、憤りそして痴らず

三毒とは人間が最も陥りやすい悪い行いを表した言葉です。
「自分さえよければいい。」と思っている人はいませんでしょうか?

人間はどうしても自分自身が一番かわいいので、そうなってしまうのは仕方がないことですが、自分を着飾るために「あれも、これも。」と常に欲しがっている人。自分を満たすために「どれも、それも。」と必要以上に求めている人。こういう状態にあることを「貪る:むさぼる」といいます。なんとも醜い言葉ですね。

そして、貪っている人が次にとる行動が「憤る:いきどおる」なのです。
簡単に言うと「怒る」ことです。あれも欲しい、これも欲しいと貪っているが、思うように欲しいものが手に入らないから憤るのです。誰かに八つ当たりしてみたり、ものに当たってみたり。こういう人にかぎって、周りの人が注意してあげても、全く聞く耳を持ちません。

なぜならば、自分が毒に犯されていること気づいていないからです。これが「痴らず:しらず」です。
自分の心が毒に犯されているということを認知しようとしないのです。

皆さんは大丈夫ですか?こういう人をよく見かけますね。人ごとのように思いますが、誰でも、いつでも、どこででも、この三毒によって人間は狂わされてしまうのです。
そして、三毒に犯された人間は不幸の道を辿る羽目になります。
なぜなら、貪って、怒り散らして、しかも反省の色を見せないような人には誰も近寄りたくないですからです。人間は一人では生きていけません。商売をされている方なら特に思われることですね。周りに人がいなくては「幸せ」になりようがないのです。

先ず、自分が三毒に犯されていることに気づきましょう。気づいてしまえば「痴らず」の毒は消えてしまいます。
次に、「貪る」ことをやめましょう。「腹八分目」とか「少欲知足」という言葉があるように、必要以上のものは欲しがらないのが体にも心にも一番いいのです。そして、貪ることから離れてしまえば、欲しがることがなくなるので必然に憤ることもなくなるのです。こうして、三毒はすべて消えてしまい、体も心も清らかなものへと変わるのです。

人間は綺麗なものが好きですよね。清らかな体と心を持ったかたの周りはいつでも人が集まってきます。その集まってきた人が更に幸せをあなたのもとへ運んでくれるのです。

龍鳳院
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